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たねと私の旅

更新日:2020年3月23日


『たねと私の旅』

カナダ人女性、オーブさんが撮り続けた10年のドキュメンタリー


可愛いポップな映像とは裏腹に、GM(遺伝子組み換え)の難しい問題を扱っている。


「料理と家庭菜園の映画のつもりが民主主義の映画になっちゃった」。。と、映画を制作したオーブさんの言葉が印象的でした。

はからずも国家や大企業という巨大権力を相手に対峙するみたいになって、そんな場面も多く登場しました。

つい怒りや悲観的な気持ちが沸いてしまいそうなテーマに、それでも心が沈むことなく観終えることができたのは、そこに母の、子や自然に対する愛に満ちたまなざしがあったからかな。

彼女がお母さんから受け継いだ、「たねからはじまる愛情たっぷりの料理たち」が素敵で、美しくて、映画全体は温かい雰囲気に包まれていました。


映画も素晴らしかったけど、この映画のパンフレットが、非常に価値ある内容で、遺伝子組み換えの現状や、情報が錯綜しがちな、種子法や種苗法について、またゲノム編集などについてもわかりやすくまとめられていて、優れた「たねのテキスト」となってます。

また、映画に出てくるとっても美味しそうな料理の数々を、自然栽培の野菜に精通した料理家の溝口恵子さんが監修されたレシピまで掲載されてて、映画のパンフレットとしては異例のベストセラーとなっていてお値段以上で、永久保存版です!こちらを入手できただけでもありがたいと思うほど。


わたしも固定種・在来種のたねをできるだけできるだけ採種して繋いでいきたい。

何年か前から在来種の大豆を育てていてそのたねを取り続けています。 たねの自家採種ををして、循環を体現していきたいなーと思います。


わたしは午前の部を観たのですが、

午後の上映会後にはパンフレットを制作された温野まきさん(雑誌 自然栽培の元編集長)、16年以上も自家採種で無肥料無農薬自然栽培を続けてらっしゃるnicoの会代表の関野幸生さん、パンフレットの料理監修の溝口恵子さんのお三方でトークショーをされるそうで皆さんお揃いで打ち合わせのところ、ご挨拶させていただきました。



映画の上映会場となったのは学芸大学の自然食品店「五風十雨」

選りすぐりのオーガニック食材、自然栽培のお野菜がたくさん揃っていてワクワクしました。最近カフェが併設されたばかりだそうで、上映中ずっと美味しそうなカレーの匂いがたまらなくて、上映後にしっかりいただきました。


この日はnicoの会の関野さんのお野菜を分けてもらうことができ、試食もさせてもらいました。


お家に帰って「子持ち高菜」は早速天ぷらにして、「のらぼう菜」はおひたしにして食べました。めちゃくちゃ美味しかった〜♡


この日一緒だったメンバーでまた何やら楽しいこと始まりそうな予感✨

ラブ&ピースな企画にウフフ♪ です。

お楽しみに〜♪








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