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陰と陽

更新日:2020年9月21日



昨日お客様に、「ゆりさんは陰と陽でいったら陰ですね〜。その陰(いん)が魅力なんですよ。その陰って身につけようとして身に付けられるものじゃなくって滲み出るものなんですよね〜。そこはずっと変わらないでいて欲しい」だなんて言われた。


わたしのこの圧倒的陽(よう)キャラに陰を見出すなんて。鋭い。


わたしは長年かけて確立してきた、圧倒的陽キャラで日々表現をして生きています。


とにかく人には笑って貰いたいし、なんでも笑いに変えていきたいと思ってますし。


でも、そうなんですよね。わたしの奥深くには陰がしっかりと確かに存在している。


もともと根は暗い。


陰と陽ではわたしが惹かれるのは絶対に陰の方だ。


だからこその陽の振る舞いをするのかもしれません。


光があることで影が際立つ。影の部分に光を当てるというのもある。


光と影、生と死。


生と死でいうと死にスポットを当てて生きてる。


生きるために生きてる人もいると思うけれど、多分そちらの人の方が多いと思うけれど、


わたしはいつも死を意識していつでも死ぬために生きてる。


いつ迎えるかわからない死。


100歳まで生きちゃうかもしれないし、今日死んでしまうかもしれない。


でも、死ぬんだなあ、という意識がいつもありますね。


だから、朝起きたら「今日も生きてる」と思うし、そして毎朝生まれてるとも思う。


生と死は隣り合わせだと思ってる。


そんな風に思ってるなんて、中身完全に陰です。



■突然の死


なぜそんな風に思うかというと、わたしの両親は二人ともあっけなく死を迎えたからというのがある。


母はついこないだまで元気だったのに風邪をこじらせて入院し、すぐに酸素吸入器をつけて眠らされて、そしたらそこから2週間意識が戻ることなく亡くなった。


風邪をひいてから3週間くらいだった。


父はご機嫌で朝からテレビ体操して出勤したら、家を出て5分のところで心臓発作で倒れた、そこをたまたま通りかかったわたしの弟が発見し、一緒に救急車に乗って病院に行きそこで息絶えた。


そんな風にあっけなく肉親を続けて亡くしているのもあり、人はいつ突然死ぬかわからないと思ってる。


で、生きること以上にどんな死に方をするか、死ぬその時にどういう生き方してるかが大事と思う。


死ぬまでにやりたいことがあるのだけれど、どこまでできるかわからないけれど、でも、できたところまで、やれるところまでやって次世代にバトンをつなぎたいと思ってる。


今日も一歩死に近づく。いい1日を生きよう。



〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜


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