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執筆者の写真Yuri Mayoko

肌力を育てるスキンケア① ~肌の成り立ちを知る~

更新日:2020年12月3日



思い立って今日からわたし流のスキンケアについてをまとめていこうと思います。


自然の循環ということにも通ずる、自らで美しくなっていく肌を育てるために、そのサポートをするスキンケアについて。



■肌はいつも生まれ変わっている


細胞は常にいつもいつも新しく生まれ変わり続けています。


ということはその細胞の再生によって肌もいつもいつも育ち続けている。


老化というのは、この細胞の再生の時に前の状態を下回る状態になってしまうことですね。


だから、この生まれ変わりをうまくいかせることができれば、前の状態よりもよくなるということ。



細胞の再生による肌の育つ力をわたしは「肌力」と呼んで、肌のお手入れ・スキンケアというものはその肌力を育てるものでなければならないと思います。


せっせとするスキンケアが、その肌力を衰えさせるものであってはならないです。




美容師になったときからずっと携わってきた「自然療法」というものは、その目的は体に備わっている調和に向かおうとする「自然治癒力」を高めていくのが目ざすべきところだと思っています。


私たちの体に備わっている「自然治癒力」という、自然と調和へと向かう力。


時として「病気」や「症状」として現れる不調和も大きく見れば、調和に向かう自然治癒力のひとつの現れです。


その不調和によって調和へと向かうターンが生まれる。


「自然治癒力」を調和へと向かう軌道に乗せていくこと、そして調和に向かうのを妨げる原因を取り除くこと。それがお手入れ・ケアというものでなければ。


ということで、どのように肌が再生をしていくかということを知れば、その方向と違う方向のことをしないで、しっかりと肌を育てることができるのです。



■肌のどこに働きかけるのか


「肌」といいますが、正確にはお手入れ・スキンケアによる効果があるのは「角質層」の部分です。


化粧品がなじむのはこの角質層のみ。よく聞く言葉で「浸透する」といいますが、この角質層から奥には何も浸透しません。




このわずか0.02ミリのこの部分の状態がいかに充実していて潤っている状態であるか、


ここをよく育てることが肌を育てること。


しっとり、ふっくら、プリプリという形容詞はここの部分の状態のことを言います。


角質層がしっかりと育つと、肌は健康で丈夫でトラブルが起こりにくく美しくなります。


さらに、自らでよく育つような力をつけさせることが「肌力」を育てるということ。




「角質層」というのは、いずれ古くなると「垢」となって剥がれ落ちてしまうところです。


この「角質層」がしっかりと育って「みっちりしている」肌がいいのです。


ここにある「天然保湿因子」はアミノ酸やミネラルなどの水になじみやすい成分で、それらを潤している細胞間脂質の多くを占めるのが「セラミド」という保湿成分なのです。


水分をしっかりと保ち、細胞同士のつなぎ役となって、潤いのある肌で、また肌をしっかりと守るバリア機能を果たしてくれる。


これがたくさん含まれた角質層がいいのです。


そしてよく育った肌ほど、化粧品を浸透させなくなります。


自らで潤っているので、水分をもう吸収しなくなるのです。


なので、水分を与えたり、汗をかいた時など水分を玉のようにコロコロと弾きます。


最表面の角質が水を吸うだけ。


この弾いてしまうものが、角質を満たしているセラミドなどの細胞間脂質です。




■肌の育ち方を知る


肌が育つことをターンオーバーともいいます。


聞いたことありますかね。


基底層で生まれてから角質となって保護バリアーの働きをして最後に垢としてはがれ落ちるまで28日くらいかけて生まれ変わっていきます。


下から上へ上へと押し上げられてくるのです。


そしてそのサイクルは年齢とともに長くなっていきます。


と、言えば短絡的にサイクルが早い方がいいのかというと、そういうことではないです。


じっくり時間をかけて育ち、その役割をしっかりと果たすのがいいのです。


下での肌の育ちが未熟なまま剥がれてしまうのではなくて、下で肌がじっくりと育つように表層の角質層はしっかりと潤ったままバリヤーの役目を果たして、育ちを待ってあげるのがいいのです。


じっくり育つのを待てる角質層でないといけません。


なのでターンオーバーを促そうと、あかすりをしたり、ピーリングしたりとしない方がいいし、もっと言えば、洗顔しすぎも良くないです。


特に日本人は綺麗好きで、クレンジングした上にさらに洗顔するという、W洗顔までしてしまうと、角質層は薄くなってしまい、その分保湿成分が減ってしまい、潤いが保てなくなってしまう。


顔はあまり洗わない方がいいのです。


これはさらに角質層の外側の皮脂膜の部分も大切なバリアーの部分であるし、そこにいる常在菌様たちが肌の免疫を保ってくれているから。


菌というと、善玉菌はいいけど悪玉菌はダメという風に捉えられていることもあるかと思いますが、どちらもあることで、絶妙なバランスを取り合ってくれているので、悪玉菌がダメだからとせっせと洗ったり、ましてやお顔を除菌なんてしてしまうと大切な善玉菌も減ってしまうのです。


そうして、保護する力の弱まった表皮ではそのしたの層は保護されず刺激にさらされてしまう。


そして、洗うお水ですが、水道水そのままは塩素が含まれているので、菌が死んでしまい、肌を守る免疫バリア機能が低下してしまう。


水については安価でもいいから浄水器を通して塩素を除去するといい。


わたしのお勧めは「ガイアの水」しっかりと有害な物質は除去されるし、その上で自然界の浄化システムを備えたカートリッジ、天然テラヘルツ鉱石、珊瑚、マコモを通った水は、飲んでとても美味しく、そして、生体活性力が高くなって、常在菌たちがとても元気になり、肌免疫がアップします。


リアラメゾンセレクトでもイチ押しでご紹介しています。




肌力を育てるスキンケアの最初の一歩は、表層の角質層を守ることから、その角質層を守るには常在菌を大切にすることを心がけるということです。


洗いすぎない、肌に大切な成分を取りすぎないということからです。


次はそのしたの弾力層について書いていきます。


スキンケアの記事、続けていきます。



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Yuri Mayoko 自然療法美容師です。

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