
さて、今日も肌力を育てましょう。
ここまで、肌の成り立ちを知ることから、肌力を育てるケアについてを書いてきました。
あくまでも全部これらはわたしが長年、自然療法もケミカルサイエンスも取り組んできての研究結果です。ということをご了承いただいた上で参考にしてください。
外側から働きかけるスキンケアについては
・角質層を保護保湿する
・皮脂膜にいる常在菌を減らさない
ということがポイントになります。
肌を外刺激から守り、自然に治癒していくことを助けるということをしていくことです。
化粧品が働きかけられるのは角質層だけです。
分子構造が細かいものは表皮の部分までは浸透しますが、本来の健康な肌は角質層がみっちりしてバリア機能が高いために浸透しないものです。
ピチピチのお肌になるともはや化粧水すら弾いてしまいます。
浸透しない方が肌としてはいいのです。また、浸透させるということは構造を破壊することになるのでさせない方がいいのです。
本当に弱って、角質層がバリア機能を果たせなくなってしまうと外的刺激に耐えられない肌になってしまっていることがあります。
そういう時は油分で蓋。本当に何も通せないようなワセリンなどで皮膚を覆ってしまうのがいいです。
石油系がどうしてもいやという場合は、シアバターと蜜蝋を混ぜたものとか、重い油のひまし油などを塗っておくといいです。
そうして、「仮の角質層」を作ってその下の肌が育ち、潤って厚みのある角質層が育つのを待てる状態を作ります。
何かをつけて、しみるとか感じたらどんなに効果効能を謳っていてもつけないこと。
肌を溶かす危険な成分が入っているわけでもない、普通に刺激の少ないものでもしみるというのは皮膚が相当薄くなっている状態です。
角質層と表皮の構造が壊れてしまっているアトピーの方などは、この「仮の角質層」が必須です。角質層の下で炎症まで起こっていることもありますから、保護成分が必要です。
化粧品は、全成分のうちの、効果効能を示す成分を強調して表示されていますが、
効果効能成分もそれ以外の添加物も、肌から浸透していくのではなく、毛穴から毛細血管を通って血液・リンパ液などの体液に取り込まれていきます。
自然療法で使う薬草やハーブなど、外用で使うものはそうして取り込ませていくのです。
または、角質層に留まって潤いを保つ働きをしたりといったところです。
毛細血管を通して入り込んだ成分に反応してアレルギーのある場合はまた内側からの反応が起こり炎症として現れます。
先ほどあげた、角質層の代わりに保護する油分、ワセリンやシアバター、ひまし油などはそうして取り込まれていきますから、自分の体内に入っても大丈夫なもの、アレルギーを待たないものを選ぶといいですね。
ついでにひまし油のことをいうと、ひまし油というのは粘度がとても高いオイルで、経皮吸収(毛細血管から体液に取り込まれる)されると、その違和感から、体が強力にデトックスをし始めます。そのことにより高いデトックス効果となり、体の有害な物を浄化する浄化力がとても高いのです。
この作用を利用した、様々な毒素排出に「ひまし油湿布」という施術が有名です。
余談になりました。
ここで、化粧品に含まれるいろいろな成分について、知っておくと、自分にはどういう化粧品がいいのかの判断の基準になるかと思いますのでいくつか挙げてみます。
化粧品としてなりたち、製品として世に出すためにはいろいろと配合しないといけない物が出てきます。
化粧品としては、基剤となる水、油性成分であるロウや油脂、水と油を親和させる界面活性剤や香料、といった成分が配合されています。
これらの成分が天然由来のものであればあるほど酸化のリスクが高くなります。
酸化するとにおいや色、性質が変化、変質し、毒性のものに変わることもあり肌に悪影響を与えることになったりします。
なので酸化による品質劣化を防止するために防腐剤が必要ということになります。
と、ここで防腐剤が入るということは、肌表面に存在する常在菌たちにとっては良くないことです。
わたしは肌を外側から守る最大の功労者が菌たちだと思っていますので、これはどうしても減らしたくないと考えています。
ただ、防腐剤としての役割を果たしてくれる、抗酸化作用のある天然由来のものもあります。
たとえば、サロンでお出ししている野生のワイルドルイボスティのルイボスエキスなどは、高い抗酸化力があり、その成分を酸化防止に配合している化粧品もあります。
わたしが取り扱っている、南フランスのオーガニック化粧品はこれを酸化防止に使用しているので、それだと常在菌を「殺さずに」抗酸化してくれるので、つけて肌が荒れることがありません。
肌が苦しくなることがなく、早くお化粧を落としたい、ってことにならなく、つけていて気持ちのいいものなんですよ。
サロンでメイクアップ施術をしていますので、ぜひ使用感をお試しになってみてください。
あとは、界面活性剤という成分がありますが、これは油分と水分を親和させるものです。
ですが、生命として存在しているときには水と油は混ざり合って存在しています。
その生命体から油分を、あるいは水分を抽出する際に、分離させて抽出してしまうと油分と水分に分かれてしまいますが、自然に存在している時はそれらは混ざり合っているんです。
たとえば、私たちの体液も水と油が混ざり合っています。
汗として出てきてもそこに水分と皮脂は混ざり合っています。
そのうちに水分は蒸発し、油分は肌に残り、酸化して汚れとなります。
そのように、もともと天然で存在しているときには混ざり合っていてそれを親和させている成分があります。それが界面活性剤です。
そういう天然由来の界面活性にサポニンという成分があり、これは高麗人参に含まれているというのが有名ですが、へちまにはその何倍も含まれており、なので昔から「ヘチマ水」は美容にいい化粧水として使われてきました。
ただ、手間がかかるため、大量生産には向かず、手作りのものとして作られている以外はあまり世に出回っていません。
へちまローションとして売られているものでも少量エッセンスが配合されている程度だと思います。
ヘチマ水は、わたしも7年前から種まきや採水をお手伝いしてきた「月子」さんがあります。
もちろん無農薬無肥料で育てられていて、中秋の名月の満月の晩に採水したヘチマ水をベースに、葉っぱや花や茎や実の全部位から蒸留して抽出した成分をブレンドして作られています。もちろんサロンで扱っています。
天然のものがいいということではなく、それがどんな成分でできていて、自分に必要な成分、また合わない成分、副作用をもたらすものなどをよく知って、また、自分の肌の生育度はどの状態で何が必要かをよく知って選んでいくことが大切です。
なんでもお問い合わせください。
わたしがセレクトした物を扱っている「リアラメゾンセレクト」でいい物厳選しています。
ぜひご覧ください。
スキンケアネタ続きます。

Yuri Mayoko 自然療法美容師です。
代官山のアーユルヴェーダサロンでサロン活動しています。
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