Yuri Mayoko
2021年2月3日5 分
やりたいことのためにやりたくないことをやる。
このことを実はわたしは高校を卒業した18歳のとき、初めて入店した理美容のサロンの新入社員研修で学んでいたことを近ごろ思い出しています。
その時は、感動はしたものの、なんだか古臭いことだな、と決して自分ごととしては受け止めず、すっかり受け流して、忘れ去って、記憶からは早々に打ち消してしまいました。
それというのは、その研修で見せられた「てんびんの詩」という映画です。
近江の大きな商家に生まれた少年が小学校を卒業したとき、祝いにと父から送られたのは「鍋蓋」だった。
売ってこいといわれ、それができなければ、店を継がせることはできないと。
店に馴染みの人々に押し売りのように売り付けようとするも、そんな商いがうまくいくはずもなく、道ゆく人に突然声をかけても、まったく見向きもされない。
親を恨み、買わない人々を憎む少年。。。
その影で、父が茶断ちをし、母が心で泣き、見守る人々が彼よりもつらい思いをしていることを知らずに。
そこから少年が鍋蓋を売れる心を獲得するまでの魂の成長の物語でした。
ここに、わたしが今まで避けてきた、「商い」における苦手の課題が詰まっている。
ずっと逃げてきたことですけれど、「商い」今でいう「ビジネス」に向き合うということ、
それが「三方よし」という「売り手よし、買い手よし、世間よし」というすべてのニーズを満たすことがきちんと自分の身に付くことになるのだなあ、とひしと感じてます。
わたしは、美容師となって職業人になってから「商い」というものが苦手でした。
それで「職人」になって技術に逃げてきたり、「哲学」に逃げたり、「知識」に逃げたりと、なんとかしてずっとずっと逃げてきました。
それだけでやっていける自分の小さな世界だけでいいもん!って思ってきた。
でも、この世界はビジネスで回っている。
「お金」というみんなにとって共通の交換ツールを回していくこと。
これで成り立っているんですよね。
ここに抵抗したまま、自分は嫌なことはしない、というのでは何も伝えられないんですね。
「三方よし」をきちんと叶えられるようになる、ということを人生の後半になるまでやってきませんでした。
あの、近江商人の少年が、小学校を出たばかりで獲得したことを、わたしは未だしていない。
「自分よし、相手よし、世間よし」の「三方よし」。
ここにもうひとつ、「地球よし」というのを加えて「四方よし」で、地球を生き生きとさせていきたい、という願望を持ちました。
これを叶えられる自分になるために、今、自分に取り組んでいく。
このご時世なもので、ゆるりコミュニティもオンラインでの交流が主になっていますが、
緊急事態宣言も明けての2月11日に、リアルでお会いでき交流できる「オフ会」を開催しようと、「ゆるりランチパーティ」を開催することになりました。
そして、夜には毎月開催している「オンラインダーチャ集会」があります。
ぜひぜひみなさん、ふるってのご参加をお待ちしています。
日:2月11日
モーリーさんこと、わたなべ そう さんは映画監督さん.
素晴らしくかっこいい映像を世に出されている方です。
モーリーさんがこれから開拓してダーチャをつくっていく北軽井沢の様子を、ヴィム・ベンダース監督の「パリ、テキサス」の映画の世界さながらのかっこいい映像でご紹介くださいます。
このプロジェクト、みんなで参加しませんか?
これから、どんな計画でどんな世界を作り上げていくのか、
モーリーさんの構想を聞きながら、楽しくみんなで想像しながら創造していきましょう。
お申し込みはこちら
ゆるり自然循環生活LINE
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新時代の生き方をしよう。
シェアダーチャはじめます。
今、小屋を建て木を植えて、土地の環境改善をしながら場を創ってます。
シェアの時代、みんなで一緒に作っていく仲間作りをしています。
ぜひお仲間になってください。
経済の活動も自然回帰も共存・共有の意識で循環させていく。
一緒に地球を元気にしていきましょう。
Yuri Mayoko 自然療法美容師です。
代官山のアーユルヴェーダサロンでサロン活動しています。
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