樹を植える。そのことにしても樹々が健全に育つ森になるような植樹の仕方があります。
造園家高田宏臣さんの率いる、地球守という環境改善活動団体のフィールド、千葉の土気ダーチャにて、次世代の森づくりワークショップに参加しました。
「森というのは多様な樹々が、お互いを活かしあって、バランスを保ちあいながら全体として成り立つんだ」
「林というのは人が作ったもの」と高田さん。
杉林、ヒノキ林、などなど整然と植えられたところの多くが放置され、荒れてしまっているという現実。それが故に災害が起こるという、自然災害と言われているものが実は人災、環境破壊によるものなんじゃないか?というのが実際のところ。
今は、「健全な森」がほぼなくなってしまっているともいえます。
健全な森では、大きな樹がありながら、それが実を落とし、その大木の周りで芽を出して小さい若い樹がすくすく育っている。
広葉樹や針葉樹、常緑樹や落葉樹、高木や低木が多様に存在し、土の中で菌糸のネットワークで繋がり、すべて一体となって、お互いを活かしあいながら共に育ちあう。
そんな森が健全な森。
高田さんのもとに通い、たくさんのことを学んできたようで、実は学んでいるのは繰り返し、たったひとつの本質のこと。
それは「一体となって循環する」ということ。
そして一体となるつなぎ役、
主役は「菌」なのです。
自然界の本質は「循環」それに尽きると思います。
循環を止めるのが環境破壊
循環を促すのが環境改善
どっちも人間ができること。
どっちをやる人間になるかはその人の選択。
わたしは環境改善のほうを選びます。
今日学んだ内容は、またみなさんにシェアしていきますね。
興味を持って賛同してくださるかた、
一緒に活動してくれるかた、
ぜひお仲間になってくださいませ。
ワークショップではもうひとつ昨年仕込んだ醤油の「醤油搾り」と、今年の「醤油仕込み」も行いました。
昨年3月に有機大豆を使って、みんなで仕込んでおいしく発酵した醤油を、いすみのしぼり師・やまちゃんのご指導のもと、本格的な舟を使ってみんなで絞りました。
キラキラ光って滴る醤油がキレイだったー。 搾りかすの醤油もろみが、これまた最高に美味しいのです。
搾った醤油と醤油もろみをお持ち帰りできました。
醤油を使った料理を、みんなで食べて美味しくて楽しかったー。
今の時期に平日の催しにもかかわらず、定員をはるかに超えた100名ほどの人が全国各地から集まり、沢山の方々と情報交換できて有意義で楽しかったです。。
発酵と循環の世界観からみると
菌にいいも悪いもなく、すべてがバランスを保ちながら調和の世界をつくっている。
と、集まったみなさんとはそんな想いを共通して持っていました。
殺さない。そのことでどれだけ世界が調和で美しい世界になっていくのか。。
殺し続けてきた世界から殺さない世界への今はシフトの時なのかなーって思っています。
ダーチャの朝
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自然循環の調和のなかで生きる「はからない生き方」
それは、最善へと導かれる「なるようになる世界」
自然循環のなかで、地球とともに生き、助け合いの「結の心」でつながる、血縁を超えた共同体・コミュニティで、棚田や里山の再生、土を育て森を育てる地球環境を改善していく活動を共にしませんか。。
※「結の心」(ゆいのこころ)
昔の農村にあった助け合いの心で、
地域で助け合いながら自らを治めていく「自治の心」
自然の循環に沿った暮らしを日常に。
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