毎日、微生物・菌たちと
楽しくたわむれるように暮らしています。
菌ちゃんたちに常に助けられる毎日は幸福感の高い日々です。
肉眼では目には見えないけれど、
とても元気に生きている微生物たち。
わたしの生活をわたしにとって心地よいように、
せっせと昼夜を問わず活動してくれている。
微生物はこの世界にたくさんいて、その働きの恩恵を知らず知らずわたしたちはたくさん受けている。
だけど、近代の社会では菌の偉大さよりも、厄介さのほうばかりフォーカスされ、
除菌やら殺菌やらされ、追いやられて、
そのために人の免疫力は下がり、人も地球も自然治癒力が落ち、
人も地球も「病みがち」になってしまってきました。
けれど、震災や人災や不自然な社会システムのなかでの生きづらさなどから
色々考え直されてきて、ここ最近はその偉大さのほうも見直され
スポットがようやく当たってきています。
「腸内フローラ(善玉菌)」が増えると免疫力上がるとか、
「発酵食品」で放射能の内部被曝も消えるとか、
「微生物」は悪化した自然環境をもとどおりに再生してくれるとか、
とかとかとか、、、すごい声高に言われるようになってきてる。
本来あたりまえに機能していた自然界の循環を
分断してしまってたゆえの問題は、
本来のあり方にもどるだけであっさりと消えてしまう。
そいで「善玉菌」と「悪玉菌」って分けるのもなんだかね〜。
その「分ける」ってことに愛を感じないのよね〜。
いいも悪いもなくてどちらも必要で、
「悪い」ほうをやっつけちゃうと「善い」ほうも減ってしまって、
結局全体としては弱ってしまうわけで。
両方があって常にバランスを取り合っているわけで。
そのバランスの取り方は素晴らしく精妙で、
ときに「悪玉」が増えると「善玉」も増えてバランスを取るし、
どっちかが減るとどっちかも減ってバランス取るという具合に。
だから、いい悪い言わないでほっといたらいいんですよね〜。
昔、水俣病が出た時に、その時は水俣湾に工場排水から
水銀が流れ出てしまったのだけれど、
そうしたら、水俣湾にはもう何十年も魚が
住めなくなってしまったと悲観されたんですね。
それがなんと、ほどなく魚がもどってきた、
水銀も減っていき検出されなくなった。。。
何が起こったのかというと、
その時の水俣湾に水銀を分解する微生物が大量発生したんだそうです。
・・・と、いう風に、自然界はちゃんと完璧なんですね。
わたしたちの身体にも地球にも素晴らしい
「自然治癒力」というのが備わっているんですよね〜。
せっせと「除菌」や「殺菌」をしたり農薬を撒いたりを続けてきたのは、
この「自然治癒力」をあまりにも軽視して信じてこなかったということでしょう。
自然の調和これだけで世界は平和になる。
わたしも最近ようやく血を吸ってくれる蚊さんにも
「悪い血を吸ってくれたのね、ありがとう」と思えるようになったよ。
微生物たちは、「毒」になるものを殺さないで
「無害化」してくれているんです。
相手を否定しないで和合する、そして無害化する。
そういう微生物たちのやることを見ていると
それこそが「愛」だなあ〜と深く感動します。
近年、壊れてしまった自然環境を、森林を里山を再生したい
という動きは全国にあり、そういった活動をしている人がたくさんいらっしゃいます。
いろんな自然再生への取り組みにわたしも微力ながら携わっています。
自然を観察していると、自然界に備わった精妙さ壮大さに比べて、
人間の計算で考えつくこと、できることって
浅はかというか、もうはるかぜんぜんかなわないなあ〜って感じさせられます。
地球の環境改善のことずっと学んでいろんな活動に参加したりしていますが、
わたしは超都会っ子。生まれた時から都会でずっと暮らしています。
自然は大好きだけど、都会が大好き!
人間が作った素晴らしい文化や文明の最先端に触れていたい、その恩恵に預かりたい。
都会のキラキラだーいすき♡
それでも、微生物たちとたわむれてくらしています。
もう何年も国産の自生種大豆の生産を応援しながら
その自生種大豆で手前味噌や醤油を作っています。
あとは、玄米とぎ汁乳酸菌で色々やって、生ゴミは堆肥にして土づくりして
それをプランターに自然の土壌環境作って雑草育てたりしています。
移住するのもいいなあ〜って憧れたりもするけど
田舎は田舎で空中農薬散布や山を削ったソーラーパネル設置、
水の流れも空気の流れもコンクリートで固められて健全な自然が破壊されてて
とても自然を感じられない。なんだかチクチクしてる。
それをなんとかしないといけない。
わたしがそれを一気に解決はできないけれど
今いる場所で健全な微生物環境をできることで整えていく
今はそれしかできない。
けど、目の前の小さなスペースを健全にしていけば、
みんながそうするようになったら、きっとよい地球にしていけると信じている。
こないだも書いたけど、まずは自分からのシャンパンタワーの法則
信じて続けていこう。
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